マニアックブログ

YAMAHA（ヤマハ）では「BBシリーズ」という、40年以上続くシリーズを展開しています。
定期的にモデルチェンジも行われているBBシリーズですが、今回ご紹介するBB734A (MTBL)は、40周年に合わせてモデルチェンジされたベースギターですね。
ボディやネック、ヘッドがスリムになった事など、デザインを今の時代に合わせつつも、BBらしいシルエットもしっかり受け継いでいます。
またほっそりとしたルックスはデザイン面だけでなく、演奏性も向上させる目的もあります。
さらにYAMAHA（ヤマハ）のBB734A (MTBL)は、アルダーでメイプルを挟む3プライ構造となっている点も大きな特徴です。
この構造から生まれる頑丈さが振動効率を高めてくれますので、ボディのスリムさからは想像出来ないようなパワフルな鳴りをお楽しみいただけます。
アルダーらしい温もりと豊かさのある中域音、メイプルならではの鮮明な音色、どっしりとした低音も実に魅力的ですね。
マイター・ボルティング方式でボディとネックを接合している事で、ネックの強度が上がるだけでなく、弦振動のロスも少なくなり、ボディ全体に効率的に振動を伝えられるようにもなっています。
これにより音色がよりはっきりと、鳴りはより豊かになり、またサスティンの質も上がっています。
またストリング・スルー・ボディ（弦裏通し）構造も同様に、弦振動のロスを抑えて効率良くボディに伝えてくれていますね。
搭載されているアクティブサーキットはパッシブへの切り替えも出来るようになっています。
ピックアップはBB734A (MTBL)向けに開発されたものを搭載しており、他のBBシリーズ同様に迫力満点のファットなロックサウンドを備えながらも、すっきりとした音色も持ち合わせています。
バンドでの演奏の際も、抜群の抜けを備えた音色は埋もれる心配もないでしょう。

YAMAHA（ヤマハ）のBB734A (MTBL)はこれまでのBBシリーズを受け継ぎつつも、現代的かつ実践的な仕様になっています。
BBシリーズをお試しになって事がある方もそうでない方も、ぜひBB734A (MTBL)をお手に取ってみてください。