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Benge(ベンジ)のにCGモデルついて【トランペット】

トランペットを扱うメーカーはたくさんありますが、その中から今回ご紹介するのはBenge(ベンジ)です。
他のメーカーに比べるとBenge(ベンジ)の名は日本ではあまりなじみはないものの、ティモフェイ・ドクシツェルなどの有名奏者も愛用しているブランドです。


そんなBenge(ベンジ)のトランペットのうちのひとつにCGモデルがあります。
トランペット奏者であるクラウド・ゴードンの理想を形にしたモデルで、様々な事情からセルマーに生産が移るなどの紆余曲折を経つつも、現在も作り続けられているモデルです。
実に大きなボアを持つCGモデルですが、ライトウェイトベルを採用し楽に鳴らせるように作られています。
またCGモデルのマウスピースはCG20、CG22、CG3の3タイプがあり、いずれもトランペットやフリューゲルホルンのマウスピースを作るマーシンキウィッツのものです。
CG20はスロートが4.09mm、CG22は3.99mmと、フリューゲルホルンに近い大きさのスロートとなっていることに加え、リムサイズはやや小さめの深さのあるVカップ形状となっています。
CG3も3.99mmのスロートにVカップ形状の小さめのリムですが、CG22とはサイズに若干の違いがあります。
同じCGモデルでも作られた年代などによって異なる部分はありますが、特に軽さが重視されていたものですと素早く息を入れればパワフルにしっかり鳴ってくれますね。

 

Benge(ベンジ)のCGモデルはご存知でない方も多いと思いますが、この機会にぜひ一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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