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アメセルとフラセル

アメセルとフラセル

日本で通称「アメセル」「フラセル」と呼ばれる楽器があります。
これは、先日もお話したセルマー製の楽器で、アメセル=アメリカ・セルマー(セルマーUSA)、フラセル=ヘンリー・セルマー・パリ(フランス・セルマー)のことです。

そもそも、アメセルとフラセルってどこがどう違うの?と思われる方も多いのではないでしょうか。
この2つ、単に製造している場所が違うだけ…というわけではないんです。

実は、製造番号ではこの2つの違いを見分けることはできません。
では何で見分けるのかというと、彫刻や刻印、色合い、そしてサウンドの違いなどから見分けられるんです。

サウンドに関しては、フラセルではクラシック用を意識してありますが、アメセルはジャズを意識していて、音が軽くて抜けがよく、音色の変化の幅広さを追及しています。

日本では、特に「アメセル信仰」があり、プロ・アマを問わず非常に人気が高いです。
しかし、アメセルは1983年に生産終了しているんですね。
それがさらにアメセルの価値を高めることになり、価格高騰につながっています。

楽器買取マルカートでは、アメセルとフラセル、いずれの買取も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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