マニアックブログ

ギターの中でも非常に人気の高いメーカー「Gibson」について、前回お話ししましたが、今回はその中でも人気の高いモデル「SGシリーズ」についてお話します。

SGシリーズは、もともとはレスポールであり、それをモデルチェンジしたもので、1963年からSGという名称になりました。
そのため、「レスポールSG」と呼ばれることもあります。
それまでのレスポールとの違いは、カッタウェイをシングルからダブルへと変更したこと、側面を斜めに削り、肘が当たりづらくしてあること、ボディーは実際より薄く見えるシャープな印象に仕上がっています。
さらに、ボディをマホガニーの一枚板にしたことでより軽量化されました。

音色はレスポールと比べ、クリアーで軽くなっています。
低音の迫力には少し欠けるものの、中音域には独特の強さをもっており、そのイメージと音色からロックミュージシャンに特に人気が高いシリーズとなっています。

SGシリーズには、大別してカスタム・スタンダード・スペシャル・ジュニアの4つのモデルがあり、海外のミュージシャンではエリック・プラクトンやジョージ・ハリスン、日本のミュージシャンなら福山雅治、椎名林檎などが愛用しています。