マニアックブログ
Roland(ローランド)のTB-303について【シンセサイザー】
Roland(ローランド)のTB-303は、情熱的でアナログらしい温もりのある個性的なサウンドを魅力とするシンセサイザーです。
1981年にRoland(ローランド)がTB-303を発売してすぐの頃はベースマシンのような位置付けでさほど注目はされなかったものの、しばらくしてその魅力が知られるようになると爆発的に人気が高まりました。
現在のTB-303はオリジナルの回路を再現しつつ、最先端の機能も搭載されたソフトウェア・シンセとなっています。
まずTB-303は各バンクに64のパターンとパッチの保存が可能で、搭載されているプリセットパッチは48種、プリセットパターンは32種、また各パターンのバリエーションも8タイプ用意されています。
Analog Circuit BehaviorモデリングによってオリジナルのTB-303ならではのサウンドもそのままお楽しみいただけます。
パターンの作成や編集、ステップの入力に適した編集ウィンドウもあり、操作性も抜群ですね。
バーチャル・ハードウェアの状態などはコンディション・ノブを使ってシミュレーションできるようになっています。
テンポ・ディレイやオーバードライブ/コンプレッサーも備わっていますし、ドラッグ&ドロップでDAWとも簡単に連携可能です。
音域はC0~C6の6オクターブ、回転やねじりを加えられる演奏モードは5タイプ搭載されています。
オリジナルの良さを受け継ぎつつさらなる進化を遂げているRoland(ローランド)のTB-303。
皆様にもその素晴らしさをぜひ味わってみていただきたいですね。