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スタッフブログ

ギター改造

下のブログのGibson Les Paul Standardの装飾を省いた質実剛健Les Paul Studio に

無駄のない美しさを感じる一方、男のロマンといえば!

 

 

そう改造です!!パワーアップです!!!

 

見た目で分かる改造もあれば、ぱっと見、分からないけど

自分だけが「むふっ」と感じる改造など様々なパターンがあります。

 

楽器屋経験も長くなるとお客様の質問に

「ああ、それはですね。。。」とスムーズに応えるべく自分や店舗の楽器に様々な改造を施してきました。

 

その中には失敗もありましたが皆様のお役に少しでもたてればと、ご紹介させて頂きます。

 

 

大阪店の試奏用ギター Gibson Flying Vです。

 

P1030515

「普通のないですか?」とまずは言われる根本的に不評なギターです。

※普通の形の試奏用ギターもあります。

 

 

木の部分とピックガード以外は全て変わっています。

アルミ

 

画像はテールピースロックシステム FIXER(フィクサー)です。

これはテイルピースを「支える」から「固定する」事により

ボディの鳴り、サスティーン、チューニングの安定性など向上!!を謳い文句に登場し

私は10年くらい前に取り付けました。

 

アルミのテイルピースにも同時に交換して、いざ音出し。

 

元々鳴り方がレスポールに比べるとポコポコっとした感じだったのが

「パコーンポコーン」と変化して

特にアンプからの出音はサスティーン共にパワーアップを感じ、

店舗の常連さん数人と一緒に試してましたが、みなで感動した記憶が。

 

ただ本人としてはマホガニーVギターのこんもりした中域に締まった感が出るのか?と

期待していたので、この後すぐにサドルをチタンに交換して。。。グラフテックを試して。。。

 

あ、木とピックガード以外にもサドル部分はオリジナルでした。

今見たら、オリジナルに戻していますね(苦笑)

 

高いパーツ、良いとされるパーツをてんこ盛りしても、良い結果が出るとは限らない。

周りが良いと言っても本人が違うと思ったらそれで価値が無くなるパワーアップ。

 

未だに完成といえない改造途中のフライングV。

ていうか最初のオリジナル状態が最上だったようにも思える、20年付きあってもまだまだ奥深い改造道です。

 

 

また続きます。

 

 

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