スタッフブログ
前回、秋葉原にパーツの買い出しに行き、エフェクター製作の失敗を経験し、
いざ!と、気持ちを切り替えて作り始めた真空管アンプ。
慣れないシャーシの穴あけ、慣れないハンダ付け。
コンデンサーの容量の識別する表を何度見返した事か。
配線図を何度も見直し、配線したところは赤ペンで塗りつぶしていく。
こんな作業を繰り返しながらついに完成。
そして、緊張の電源を入れる段階へ。
緊張する体。
エフェクター製作失敗のフラッシュバック。
それらを振り切って、いよいよ電源をオン!!!
・・・・
お、音が出ない・・・。
やっぱりダメなのか。
自分には作れる物ではないのか・・・。
いや、しかしここであきらめるわけにはいかない!
涙が出るアンプを作るんだ!!!
改めて配線の確認をするも間違っている箇所は見つからず・・・。
やっぱり駄目かもしれない。
フットスイッチを押してジャカジャカ演奏す出来る事を楽しみにしていたのに。
と、ぼやきながらスイッチを押すとチェック用に作った小さなキャビネットから
「ウオーン」
音が!!!
音が出た!!!!
慣れない買い出し、慣れない作業に数十時間費やしてきた様々な思いに一斉に襲われ、
目頭が熱くなる。
そしてついに涙が・・・
出てないんだけれども。☺
危ない危ない。話が完結するところだった。
あくまで音で涙を流さなければ。
いや~しかし音が出て本当に良かった!
音が出てなかったら話が進みませんからね~。
完成手前の凛々しい姿がこちら!
まさか、本当に音が出るとは思っていなかったので、
音出ししてから外観も完成させようと思いこのような感じです。
シャーシの穴あけの要領が分からず大きく開けすぎた電源スイッチの穴。
後でもう少し大きいスイッチをつけて取り繕いたいと思います。
向きが分からなくなるから油性マジックで書いた「前面」の文字もまだ残っておりますが、
これも後で何とかします。
コントロールノブも付いておらず皆様にはブサイクなアンプに写っているかもしれませんが、
私にとっては自ら生み出した可愛い子供!
いいもんです!自作のアンプ!!!
このアンプが作れる本
「真空管ギターアンプの工作・原理・設計」
はこちら↓
次回からはサウンド面での追及をしていきたいと思います!
外装は後々。
続く!!!
☆
音もなかなかいいじゃない♪