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Alexander(アレキサンダー)の503Mについて【ホルン】

ドイツのホルンメーカーであるAlexander(アレキサンダー)は1782年の創業から現在にいたるまで、数多くの奏者を魅了し続けています。
例えば1907年にAlexander(アレキサンダー)が世に送り出した103は、独立したF/B♭抜差管を備える世界初のフルダブルホルンです。
基本設計はそのまま受け継ぎながらも細かな改良を行うことで進化し続ける103は、他のホルンメーカーも手本とするほどの素晴らしい楽器として高い支持を受けています。

 

今回ご紹介する503Mは、Alexander(アレキサンダー)の代表モデルの一つである1103と同じ基本設計を備えたダブルホルンです。
クノックタイプのダブルホルン1103は、103よりベルが太い点を大きな特徴としています。
その1103と基本設計を同じくする503Mは力強い音色と吹き心地の良さを魅力とし、初めてAlexander(アレキサンダー)のホルンをお使いになる方におすすめのモデルです。
とはいえ単に入門者向けというわけではなく、ドイツ楽器賞を2度受賞しているほどですので、クオリティの高さも申し分ありません。
103よりもマウスパイプが長く巻きも大きいため、抵抗感が強過ぎることもなくスムーズに息を入れられます。
F管とBb管も良いバランスを保っていますし、レスポンスも軽快ですね。
ボアサイズが12.1mm、ベル径が310mm、ミディアムラージのベルに本体はラージ、イエローブラスという仕様の503ですが、ベルカットの503MBや、ベルカットにラッカー仕上げの503MBL、ラッカー仕上げの503MLといったラインナップもございます。

 

Alexander(アレキサンダー)の503Mは初心者から上級者まで、多くの方にご納得いただけるモデルです。
ぜひ一度お試しになってみてください。

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