マニアックブログ

日本のエレキギターの歴史を支えてきたブランドと言えば、TEISCO（テスコ）がその一つでしょう。
奇抜な形状のビザールギターでも知られるブランドで、音色の素晴らしさなどからも、国内外問わず人気となっています。

そのTEISCO（テスコ）のハイエンドモデルと言えるのがSpectrum5ですね。
発売は1966年で、オリジナリティあふれるボディシェイプに加え、ジャーマンカーブをボディトップに採用、ピックアップを6つ備えたことなどからも注目を集めました。
1990年代と2015年に復刻モデルも発売されており、2015年モデルのSpectrum5には現代のニーズに合わせた進化も見られますね。
ピックアップはよりパワフルなものを新しく開発し、シングルコイルを思わせる鋭いサウンドも、迫力満点のハムバッカーのようなサウンドも、多様なサウンドを生み出せるようになっています。
スライドスイッチを用いたピックアップに関してもオリジナルの組み合わせは採用せず、簡単に操作できるよう工夫されています。
またビザールギターでありがちなネックの太さによる弾きづらさを解消すべく、Cシェイプの薄めのネックが採用されたことで、ストレスなくフィンガリングできますね。
チューンオーマチックタイプのブリッジが搭載されており、安定したピッチや弦高調整のしやすさも得られています。
さらにバイフレックス・トラスロッドですので、順反りと逆反りいずれにも対応できます。
発売当時のSpectrum5は正直いまいちだったという方にも、きっとご満足いただけるのではないでしょうか。

 

Spectrum5をはじめ、TEISCO（テスコ）には魅力的なエレキギターがたくさんあります。
ぜひご自身の好みに合ったモデルをお探しになってみてください。