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BOSS(ボス)のSD-1Wについて【エフェクター】
歪み系のエフェクターの定番として知られるBOSS(ボス)のSD-1は、たっぷりとした中音域の躍動感としっかりと効くトーンコントロールで長年にわたり高い人気を誇っています。
SD-1で用いられている非対称クリッピング回路は音量を絞っても偶数次倍音を豊富に含む歪みをしっかり表現してくれますし、アクティブ・サーキットで音色の明るさや瑞々しさも調整できます。
アンプとの組み合わせによって生み出されるサウンドの幅がより一層広がるなど、初めてのエフェクターとしてもおすすめのモデルですね。
そんなSD-1のカスタマイズモデルであるSD-1Wは、選りすぐりのパーツで構成されたフルアナログ方式のコンパクトなエフェクターです。
BOSS(ボス)のSD-1Wの回路は完全ディスクリート構成で、スイッチで回路そのものが切り替わる2タイプ(スタンダート/カスタム)のモードが搭載されています。
ディスクリート回路でSD-1のサウンドを再現するスタンダード・モードに、ワイドレンジ・サウンドを生み出す際にピッキングの細かなニュアンスもそのまま音色にのせてくれるカスタム・モードと、お好みで使い分けられます。
ピッキングの強さやボリューム・コントロールにも瞬時に反応してくれるでしょう。
BOSS(ボス)のSD-1をお試しになったことがある方にもそうでない方にも、SD-1Wの魅力はぜひ味わってみていただきたいですね。