マニアックブログ

初めて楽器を始めたい、また初めての楽器を演奏したいとお考えの方には、中古楽器はとっつきやすく購入しやすいかと思います。

しかし、中古品なだけに注意してみておきたいものですね。
今回は、中古トランペットを選ぶ時のポイントをお話しします。

中古のトランペットを選ぶ場合、まずはピストン、ロータリーの動きがスムーズか、また各抜差管の動きがよいかを確認します。
特に、ピストントランペットの場合は1番管および3番管、ロータリートランペットの場合は3番トリガーの動きが重要になりますから、しっかりチェックしておきます。

また、バルブケース、ベルの根元部分、マウスパイプもよく確認することが大切です。
というのも、この部分はトランペットの構造上、とても重要なところだからなんです。
インターネット通販などで、実物を直接確認できない場合は、この部分の画像も必ず送ってもらい、確認しておきましょう。

他の部分は、多少の傷や凹みは問題ありませんから、ご自分の許容できる範囲で、ということになります。

そして何より、実際に吹いてみることができればベストです。
音程の正確さや、吹いてみた感じが自分に合うか、全音域がストレスなく鳴るか、といったことを確認します。
特に音程については、直すのは難しいので注意してください。